IMG_1424

不食をはじめてから、およそ2ヶ月。
やはりちょっと痩せたかも?と感じるが、
体重を測るという行為を長らくしていないので
良くは分からない。健康状態は悪くはなさそうで、エネルギーも不足してはいないみたいだし、自分の身体が少し自分に近づいたような感覚がある。

今のところ、適度に糖分も、添加物も、アルコールも、肉も、食べている。ただ、トータルの飲食物の消費量でいったら今までの5分の1くらいかと思われる。トーアさんは、変わらず色々買ってくるので、家計的にはそこまでの変化はないが、仕事に行く時は外でランチしていた分をがほぼなくなったので、個人としては、食費を使わなくなった。


月一回、森ノオトで実施している、「ウェブいいかも市」の日の夜には、写真のように豪華な夕飯も楽しんだ。縁のある近隣の個人商店を応援する地産地消のすすめの取組で、1店舗1000円のセットを好きに組み合わせて購入するのだが、人にあげる分などと合わせて、ここではお金を使うというメリハリをつけている。



2月に入り、変化したのは間食として、コーヒーに合わせてお菓子をよく食べるようになったこと。

えっ?身体に悪いじゃん?!不食じゃないじゃん!と思うかもしれないが、食べても食べなくてもよい自由が不食の醍醐味。

「なるほど、おやつの楽しみってこういうことか〜」と、初めて気づいている感じで楽しいのだ。変な依存でも、強い欲求でもなく、お菓子という存在への敬意を払っていただく感じ、というと大袈裟だろうか。

トーア氏も、アルコールをやめたら甘いものが食べたくなるのだそうで、箱入りクッキーやら、おせんべいやらが常備されるようになった梅原家である。

と、書いていて、自分で手づくりするという選択肢をすっかり忘れていた事に気がついたが、その気が起こらないうちは、ブルボンやら森永、トーハトなど大手のメーカー品にもお世話になろう。


この行動や気持ちの変化には、1、2月にハマっていた森博嗣さんの小説、ヴォイドシェイパシリーズも影響しているなと思う。考えすぎる侍、ゼンの、剣の修行の旅に同行することで、こちらの思考までシンプルにクリアーになっていく体験をして、自分の中の男性性と女性性がまあるくまとまったと思った。